生物が長い年月をかけて獲得してきた芸術的なシステム(進化)が、我々の体の中で日々動いています.運動心理生化学分野ではさまざまな環境への対応や生存をかけた変化してきた自分自身(人間として、生物として)を解明し、現代にある問題(生活習慣病、精神疾患など)への対策を考えます.これらの研究結果はアスリート支援、健康増進、予防医学などにも応用していきます.
?近年、競技スポーツ分野では指導者やコーチ、選手が培ってきた経験に加え、客観的な視点(データ)の需要が高まっています.なんとなく良い、なんとなく悪いは十分なコミュニケーションをとりたい場面では言葉が足らず、時には間違った選択をしてしまうこともあります.また生涯スポーツ分野においても蓄積された情報の解読は必須です.まだまだ解明されていないことが多くあります.皆さんの興味のある分野を一緒に掘り下げていけたら嬉しいです.