社会功利主義的観点からの緊急避難法のあり方について研究しています。個人の利益と個人の利益が緊急状態において衝突して、両立し得ない(いずれかが失われてしまうことが確実な)場合、社会的観点から、いずれをどのように放棄することが適切かを、検討しています。
大学教育の大衆化が進んでいますが、大衆化時代に合わせて、教員の教育技法を洗練させ、より広汎な学生のニーズに応えるような教育をするようにしています。同時に、学生には、適時に適度なハードルを用意して「適切な負荷」をかけ、これを乗り越えさせることを通じて着実に実力がつくようにしており「学生を甘やかせない」をひとつのモットーとしています。さらに、授業(講義・演習)というのは、学生と教員の協働によって成立するものですから、学生の様子をみて適宜修正をしたり、学生に対する質問、学生との対話を入れながら、授業を実施しています。