不仲の母を介護し看取って気づいた人生でいちばん大切なこと
末期がんで余命いくばくもないはずの母・好子は、元来強気で治療を諦めようとしない。そんな母を不憫に思う半面、「母を愛していない」と言葉にできる私は冷血漢なのか、と心が揺れる日々。父・真次郎による老々介護は心配だが、母との同居を考えるだけでめまいがする――。愛せない母の看取りをめぐる、娘の葛藤を描いたノンフィクション
マキノ出版
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