コロナ危機における事前的トリアージと「義務の衝突」------余命・年齢の基準に関する批判的検討------
勝亦 藤彦
トリアージの類型を明らかにした上で、事前的トリアージの基準としてドイツで主張されている余命の基準および年齢の基準に関して、ライプツィヒ大学教授Elisa Hovenの見解を中心として、詳細な批判的検討を行った。また、事前的トリアージに関するドイツの刑事立法論に関して考察した。
山口厚=松原芳博=上嶌一高=中空壽雅編『実務と理論の架橋------刑事法学の実践的課題に向けて------』(大塚裕史先生古稀祝賀論文集)
成文堂