日米安保体制を両国の国内政治と歴史から分析。特に日米の国民がどのような戦争観と安全保障に関する考えを持ってるかに注目し、日米安保の歴史的継続性と変化を研究。また、日米安保を研究する理論的枠組みとして、従来、競合あるいは矛盾するとされてきた同盟、集団安全保障、安全保障の共同体のモデルを統合する、安全保障協力体制の包括的理論の提案。
・政治学は政治家や学者だけが学んでいれば十分というわけではありません。政府と政策の質は一般の市民が日常生活の中で、どれだけ政治に関心を持ち、関わりを持っていくかに大きく左右されます。特に、グローバル化する世界の中で必要とされる国際的市民教育としての政治学を学生の皆さんと一緒に探っていきたいと考えています。・日米の大学で学部生ならび院生として教育を受け、米国の大学で教鞭をとった経験を活かして、山梨学院大学の学生さんの指導にあたりたいと望んでいます。